UGS（地中線用負荷開閉器）取付工事

UGSは、キュービクルからキャビネット内の責任分界点の間で、地絡・短絡を感知した際に動作をおこないます。
UGSが、動作をおこなうことで、高圧への電路は遮断されるため、近隣への波及事故を防ぐことができます。
電気事業法では、電力会社は事故に対する保証はおこなわないとしています。波及事故を起こした場合、事故元の責任になり、損害賠償のリスクが生じます。
リスクを未然に防ぐために、UGSの設置をお勧めさせていただいております。

波及事故については、下記の「お役立ち情報」内で、更に詳しく解説しております。

ＵＧＳの取付工事は、高圧電気が流れているため、電気が流れている状態では工事をおこなうことができません。
そのため、工事時は、電力会社からの電気の供給を停止し、電気が流れない状態を作る必要があります。

私たちは、電力会社の設備を触ることはできません。電力会社さんに立合いを要請して、工事開始時・終了時に、電力会社の開閉器の開放（遮断）と、投入（入れる）をお願いする必要があります。

このような理由から、UGS設置工事時は、電力会社へ申請や協議が必要になります。

株式会社岡村電産様のＤＩＣテクノ柏工場様にて、ＵＧＳの取付工事をおこないました！
平日は、工場が稼働しているため、電気を止めることができません。そのため、工場の全停電が可能な土曜日の朝一番に工事をおこなうこととなりました。窓口の鶴岡様にも、工事の立合いをしてもらい、無事に工事を終えることができました！