高電圧の危険性について

キュービクル（自家用電気工作物）には、高電圧の部分があり、人が誤って接触すると、感電して死に至るケースもあります。（危険意識を高めるために、死に至ると認識してもいいと思います）

写真のように、高電圧の部分には、高圧危険・立ち入り禁止などの注意表記と接触防止のボートが貼られていますが、小さなお子さまは、危険を察知することができず、キュービクル（自家用電気工作物）や変電室に興味をもって扉をあけてしまう可能性もあります。

通常は、電気主任技術者が鍵の管理をおこない、キュービクル（自家用電気工作物）の施錠管理を徹底していますが、万が一の事態に備えて、キュービクル（自家用電気工作物）には、一般の方は、絶対に近寄ってはいけない設備として認識してもらいたいと願っております。

残念なことに、電気主任技術者の接触事故も毎年約20件ほど報告されています。
プロの電気主任技術者でさえ、点検中に高電圧に接触してしまうことも多い業界です。
キュービクル（自家用電気工作物）は、6,600Vの高電圧を変電する大変危険な設備になるため、保安点検ドットコムをとおして、一人での多くの方に知っていただきたいと思い、お役立ち情報に掲載させていただきました。
 

沖縄電力ホームページに、お子様向けの電気のルールを解説した子供向けリーフレットが掲載されています。
リーフレットには、キュービクルの危険性については掲載していませんが、お子さまに電線に触れてはいけないことを伝えることができるので、ご紹介させていただきました。