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UGSは、キャビネット(ピラーボックス)の右側扉の中に取付ます。
お客さまは、キャビネットを開ける機会がないと思うため、どのようなものかイメージが沸くように、写真を掲載させていただきました。どうぞ、ご参考にして下さい。
UGSが未設置の場合
上記写真は、モールドディスコンです。
UGSが設置されている状態
※UGS取付工事の途中経過の写真です。
UGS(地中線用負荷開閉器)は、お客さま側の設備における電気事故が発生した場合に、近隣への波及事故(近隣を巻き込んだ停電事故)を防ぐ役割をもっています。
UGS(地中線用負荷開閉器)とは、電力会社とお客さまの責任分界点に設置される保護装置のことをいいます。
UGSは、地中線用の負荷開閉器になるため、地中配電線(電力会社に地中から電気を供給してもらう)を利用している事業所に有効となります。
地中配電線を利用している事業所は、キャビネットが設置されているため、UGSはキャビネット内の設置します。
UGSの役割としては、地絡事故の保護をおこないます。
キュービクル内には、LBS(負荷開閉器)やVCB(真空遮断機)の保護装置が搭載されていることが多いですが、あくまでのキュービクル内の保護しかできないため、キュービクルとキャビネットをつなぐ高圧ケーブルの地絡・短絡事故を防ぐことはできません。
UGSが設置されていない事業所は、高圧ケーブルに地絡・短絡事故が発生した場合、波及事故につながる恐れがあります。
UGSは、SOG動作機能を搭載しているため、地絡事故などで地絡電流が流れる場合は、UGS内部の過電流検出機能が活動し、UGSの電流が流れを遮断します。
UGSが、遮断をおこなうことによって、電力会社側の配電用変電所で地絡電流を感知しなくなるため、配電用変電所は遮断をおこなわなくなります。
UGSは、お客さまの構内で地絡電流を停止させるため、地域停電を防ぐ役割を担っています。
UGSの更新推奨時期は、15年といわれています。
UGS設置工事の様子です。
当社は、UGSの施工もおこなっております。
キュービクルや高圧ケーブルの経年劣化が目立つときは、近隣への安全対策として、UGSの取付工事をご検討されることをお勧めさせていただきます。
当社は、UGSの設置工事も、安価でご対応をさせていただいております。
UGSの設置工事は、豊富な実績もございます。詳しくは、下記の「UGS取付工事」をご覧ください。
私たちは、丁寧な対応を心がけております。上記のようなご相談はもちろん、疑問や悩み事など、なんなりとご相談ください。