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短絡とは、 2つの相(RN,TN,RTorRS,ST,TR)、又は、3つの相(RNT,RST)の線間が負荷を通さずに、接触した状態を言います。
わかりやすくいうと、電気配線の被膜(配線を覆い保護するもの)が破れてしまい、剥き出しになった状態の電線が接触してしまうことなどが挙げられます。
とっても短く絡んだ状態ということです。
「ショート」と表現を方がイメージが沸きやすいかもしれません。
電気は負荷を接続することにより、そのエネルギーを光・熱・力と言った別の形のエネルギーに変換して使われます。
負荷を通さずに直接に2相、又は、3相間が接続(接触)した状態(とても小さな抵抗の回路状態)になると、別の形のエネルギーに変換されないため、電気エネルギーが消費されずに、とても大きな電流が流れます。
地絡とは、電気が大地に接触した(電流が流れた)状態を言います。
大地に絡んだ状態を意味します。
酷使した状態として、漏電があります。
地絡も漏電も、本来、流れる予定ではないところへ電気が漏れてしまっている状態としては共通ですが、大地に完全に繋がった場合や、とても小さな抵抗を持ったもの通して繋がった場合を地絡と言い、とても大きな抵抗を持ったものを通して繋がっている場合を漏電といいます。
症状の重いのが地絡で、軽いのが漏電です。
人が地絡や漏電している場所に触れてしまうと、人体が電気の通り道となってしまうため、感電してしまいます。
2線(相)、又は、3線(相)が地絡した場合は、大地を介して短絡状態になる場合もあり、地絡短絡と呼ばれることもあります。
上記写真のように、高圧ケーブルが短絡した場合は、復旧までに多大な時間が発生してしまいます。また、UGSを設置していない場合は、波及事故にもつながりかねません。
未然対策としては、高圧ケーブルの絶縁抵抗値の測定をおこない、高圧ケーブルの状態を把握することが大切です。
私たちは、丁寧な対応を心がけております。上記のようなご相談はもちろん、疑問や悩み事など、なんなりとご相談ください。